ワーホリで語学学校は必要?〜初期から働く場合と語学学校に行く場合の費用比較!〜

こんにちは、学長の水元です!

たまに「ワーホリに行きたいのですが、語学学校は必要ですか?」と聞かれることがあります。
また、「語学学校の費用はいくらくらいでしょうか?」と聞かれることもあります。

そこで、今回は語学学校の必要性と、語学学校に行った場合と行かなかった場合の費用比較を行ってみました!

*今回はワーホリで人気のオーストラリアとカナダの場合で考えて費用の計算を行なっていきます!

そもそも語学学校っていくらくらいかかるの?

そもそも語学学校に行くと費用はいくらくらいかかるのでしょうか?
まずはじめに、語学学校に行った際に一般的にかかると言われている費用を算出してみようと思います。

<カナダの場合:3ヶ月>
学費:30万円〜40万円(月10~13万円程の計算)
家賃:21〜27万円(月7〜9万円の計算)*ホームステイの場合
食費:6〜9万円(月2〜3万円の計算)*ホームステイ食費あり
雑費:6万円(月2万円の計算)
通信費:1万円(月3千円程度の計算)
交通費:3万円(月1万円の計算)
合計:67〜86万円

<オーストラリアの場合>
学費:30万円〜45万円(月10~15万円程の計算)
家賃:24〜44万円(月8〜15万円の計算)*ホームステイの場合
食費:6〜12万円(月2〜4万円の計算)*ホームステイ食費あり
雑費:6万円(月2万円の計算)
通信費:1万円(月3千円程度の計算)
交通費:3万円(月1万円の計算)
合計:70〜111万円

*こちらの記事では各費用の計算方法は省略しています。
*保険や航空券は滞在前にお支払いすることが多いため、省略。

そもそも海外ではいくらくらい稼げるのか?

次に渡航先でいくらくらい稼げるのかについて考えてみます。
1ヶ月の間に稼げる金額の計算方法として、『最低賃金 ✖︎ 8時間(1日の働く時間)✖︎ 5日間(1週間に働く日数)✖︎ 4.3週(月の平日の数)』で計算しています。

<カナダ:バンクーバーの場合>
バンクーバーの最低賃金: CAD15.20 per hour (June 1, 2021 〜)

2021年8月22日現在のカナダドルは、1カナダドル 85.64円のため、時給で1301円になります。

つまり、1ヶ月に稼げる金額は、223,772円になります。
3ヶ月に換算すると、671,316円稼げることになります。
また、4ヶ月で計算すると、895,088円。チップがもらえると、約100万円以上稼げる可能性があるでしょう。

<オーストラリア>
オーストラリアの最低賃金:AUD20.33 per hour (July 1, 2021 〜)

2021年8月22日現在のオーストラリアドルは、1オーストラリアドル 78.35円のため、時給で1592.92円になります。

つまり、1ヶ月に稼げる金額は、273,981円になります。
3ヶ月に換算すると、821,943円稼げることになります。
また、4ヶ月で計算すると、1,095,924円。チップがもらえると、約120万円以上稼げる可能性があるでしょう。

ここで注意して欲しいのは、カナダの最低賃金は各州によって設定されているため、場所によって少し変動があるということです。

また、カナダやオーストラリアでは職種によってもらえるチップは計算に入れていないし、残業やもっと働いた場合の給料は入れていないということです。しかも、最低賃金で計算しています。

つまり、時給がより高く、より長時間働くことができれば、もっともっと稼げるということです。

ちなみに、以前私がお話をさせていただいた美容師の方は、オーストラリアで美容師として働き時給4000円ほどもらっていたそうです(チップ込み)。

時給4000円・・・。

日本で働いている時よりも圧倒的に良い給料がもらえていたと話をされていました。
専門職で技術力がある方は、他の方よりも良い給料がもらえる可能性がありそうです。

一方で、英語力が乏しいと、最低賃金以下の仕事しかないもらえないという話もよく聞きます。
現地で損をしないためにも国内でしっかりとした準備をしましょう。

ここで念のため、日本の東京の最低賃金を計算してみましょう。

<東京の場合>
最低賃金:1041円
1ヶ月に稼げる金額:179,052円

このように比較してみると、
日本で稼げる金額はバンクーバーと比較すると約44,000円安く、オーストラリアと比較すると約95,000円安いという違いが出ます。

語学学校は必要?〜語学学校で学べる英語力とは〜

実際に語学学校に通っている間に必要な費用は、カナダ 67〜86万円、オーストラリア 70〜111万円。
一方、その期間に働いた場合に稼げる金額は、カナダ(バンクーバー)671,316円 + チップ、オーストラリア 821,943円 + チップ。

お金面だけ見ると、語学学校に通わずにすぐに働いてしまった方が良い気がします。
そちらの方が、金銭的にも楽ですし、実戦を通してよりリアルな英語力が学べるでしょう。

それでは、語学学校は必要なのでしょうか?

私はただただ現地に慣れるため、また基礎の英語力をつけるために語学学校を選ぶのではあまり意味がないのではないかと思っています。

私自身、セブ、バンクーバー、NYの語学学校に数週間ずつ滞在したことがありますが、
ただ行くだけでは英語力はなかなか伸びないですし、英語学習の仕方がわからず困っている人をたくさん見ました。

では、どのような場合、現地の学校が効果的になるのでしょうか?

私は目的を持って選ぶことができれば、現地の学校が有効になると思っています。
基礎的な語学を学ぶのではなく、専門学校のように専門性やスキルを伸ばしてくれるような学校を指します。

どんな学校かというと、「英語を学ぶではなく、英語で学ぶ学校」です。

例えば、英語でディベートをすることを目的としている学校、バリスタの取得を目指すような学校、ビジネスについて学ぶような学校です。

これらの学校では英語を学ぶわけではないため、現地でより深い経験を得ることができるでしょう。

ワーホリ中、本当に英語力がつく瞬間とは?

ここまで語学学校についてお話をしましたが、
私は本当に英語力がつく瞬間は「実践の場」だと思っています。

そのため基礎的な英語力をすでに持っている場合は、語学学校に行かずにすぐに実践の場に行った方が良いと思っています。
(学校に行かないと取得できない資格などがある場合は別ですが・・・)

「現地の人と交流したり、友達を作りたい場合は語学学校ではなく、meet upイベントへ顔を出せば良いです。」
「英語力を高めたいなら、早くローカルな仕事を見つけて、現地の人と凌ぎを削った方が良いです。」
「現地のビジネスについて知りたいなら、ビジネス交流会に参加して情報収集をした方が良いです。」


どれも語学学校よりも実践の経験ができ、自分自身の能力もあげることができるでしょう。

ビザや予算などの関係があり、現地に滞在できる期間は限られています。
つまり、経験を得られる期間は有限なのです。

帰国しないといけなくなった時に、もっと準備をしておけばよかったでは遅いのです。

日本国内でも十分に英語力を伸ばす方法があります。
また、基礎的な英語力は国内の方が伸ばしやすいです。
ぜひ、しっかりと準備をして海外に渡航しましょう😊

参考記事:日本人の多くの人が誤解している英語学習の勘違い~海外に行ったら英語ができるようになるは嘘…~

最後に

WIUでは、「英語をずっと勉強しているけど、なかなかうまくいかない方」「これから留学やワーホリに行きたいけど、どうすればいいのかと不安な方」「これから英語学習を考えている方」などに向けて、あなたに必要な英語力とその学習方法などを無料体験レッスンという形でお伝えしております。

一人でも多くの方に、英語学習や留学・ワーホリの真実について知ってから生き方を決めてほしいからです。
英語学習に悩んでいる方は、自分のゴールがわかることでもっともっと英語学習が楽しくなります!

興味がある方は、ぜひ体験レッスンやセミナーに参加してみてください!お待ちしております!