ワーホリでホームシック? 〜ホームシックで海外での期間を無駄にしないための対策と考え方について〜

こんにちは!
ワーホリ国際大学校 学長の水元です!

ワーホリ・留学などで海外に長期で滞在する際に、「ホームシック」が心配だという方も多いのではないでしょうか?
そこで今日は、海外で「ホームシック😞」にならないための渡航前の準備と対処法について話をしていきます😊

① そもそもホームシックとは? ホームシックが起こる原因について

そもそもホームシックとはどのようなもので、どのような場面で起こるのでしょうか?

ホームシックは、『普段慣れている環境から離れ、慣れない環境に適応しようとするとストレスが起こり現れるもの』です。

例えば、
・一人暮らし
・長期の旅行(修学旅行や海外旅行、国内でのキャンプなど)
・始めたばかりの海外生活
などで起こることが多くあります。

慣れない環境に適応しようとする際に起こるストレスのため、
慣れてしまえば普段通り過ごすことができるのですが、慣れるまでに時間がかかってしまうと、とても辛い日々が続きます…

ましてや、留学やワーホリなど長期間 海外に行く場合は、
気軽に日本に帰ることもできず、また日本では体験する必要のない出来事がたくさん起こるため、
日本での生活よりも大きなストレスがかかります。

その状況に負けてしまい、せっかくの海外生活が嫌なものになってしまったとならないように、
渡航後すぐに現地を最大限楽しめるように、ホームシックの原因をはっきりさせて対策をしておきましょう。

② ホームシックが発生する原因と異文化適応仮説(Wカーブ仮説)について

はじめにホームシックが発生する原因について考えていきましょう。
ホームシックが発生する原因には、内的要因と外的要因という2つの要因が大きく関わっているようです。

内的要因:自分自身の内側から起こる影響
例えば、自分から発言することに慣れていない、初対面の人が苦手、英語ができないなど

外的要因:外側からもたらされた影響
例えば、初めての環境で慣れていない、知り合いがいない、仕事が見つからないなど

このような影響が大きくなると私たちの心に負荷がかかり、
ホームシックが発生すると考えられます。

合わせて、異文化適応仮説(Wカーブ仮説)について考えてみましょう。

異文化適応仮説(Wカーブ仮説)とは、『異なる文化に入った人(日本人がアメリカに行くなど)が新しい文化に適応する時に、どのような心理的な変化が生じるか変化が生じるか。また、異なる文化から自分の元々の文化に戻った際に、どのような心理的な変化が生じるか』について説明しているものです。

Wカーブ仮説と呼ばれる理由は、海外に渡航してから帰国するまでの心理的状況の変化がWの文字のように変化するからのようです。
また、Wカーブには以下の図のように、① ハネムーン期、② 不適応期、③ 回復期/適応期、④ リエントリー・ショック期の5つの期間があります。

<それぞれの期間について>
① ハネムーン期
見る物全てが新鮮に感じられる楽しい時期。 とても楽しい期間です。

② 不適応期
不適応期はいわゆる心理的ショックを受ける時期で、カルチャーショック期とも呼ばれていま す。カルチャーショックとは異文化の習慣や考 え方・常識が日本文化と大きくかけ離れている ため、精神的なショックを受けたりします。

③ 回復期 / 適応期
カルチャーショックが収束して徐々に順応してきている時期。回復期とも呼ばれます。

④ リエントリー・ショック期
適応期を経て帰国した人に訪れる、自国文化へ の再適応が必要な時期。海外在住歴(適応期) がそれなりに長く、現地での生活に満足してい たり、友人に恵まれていた人ほど帰国後の再適応に苦しむと一般的に言われています。

つまり、不適応期がホームシックの期間で、
この期間を最小限にすることができれば、より留学・ワーホリの期間を楽しむことができることになります。

また同様に帰国後のリエントリー・ショック期の期間を短くすることができれば、
海外で楽しかったと言う経験を引きずることなく、海外経験を良い意味で自分のキャリアに繋げられるようになります。

② 不適応期とリエントリー・ショック期を克服する!

「不適応期」は、ホームシックを感じたり、モチベーションが下がってしまったり、英語学習に身が入らなかったりと、
留学・ワーホリの中でこの期間が長くなれば長くなるほど、現地で成果を出すための期間が短くなってしまいます。

例えば海外へ渡航後、
初めの2週間はとても楽しく過ごせたとしましょう。

しかし、2週間目から2ヶ月目までホームシックに陥ってしまい、当初計画していた留学・ワーホリプランを思う存分楽しめなかったとします。

つまり、ホームシックにならなかった方に比べて、1.5ヶ月分 時間をロスしていることになります。
この不適応期をいかに短くし現地を楽しめるかについて考えるようにしましょう。

WIUでは、お悩み相談や渡航前に立てた目標の再確認を一緒に行うことで、この期間を最小限にしています。
明確な目標があることで、迷うことなく目標に向けて一生懸命動くことができるようになります。

「リエントリー・ショック期」は、海外での生活を忘れられず日本の働き方に馴染めなかったり、海外での楽しさが頭から離れず仕事に身が入らなかったりと、この期間が長くなれば長くなるほど、次のキャリアへ進むまでのブランクの期間が長くなり、次のキャリアが中途半端なものになってしまいます。

WIUではこの期間の対策として、
帰国前にワーホリ経験を踏まえたキャリアカウンセリング や今後の生き方について考えます。

前もって次に目指すところがわかっていることで、
無駄に落ち込むことなく、次の夢に向けて前向きにスタートができるようになります。

さらに、帰国後に「リエントリー・ショック期」に陥る別の理由として、能力の不足があると考えています。
ワーホリは楽しかったからまた海外に行きたいけれど、自分に英語力や専門性などがなければまた海外に行くことは叶いません。

そうならないためにも、渡航前に日本国内で最低限の英語力を習得し、現地での計画を考えておく必要があります。

③ もしホームシックになってしまったらどうするか

どんだけ対策してもホームシックになる可能性はあります。
そこでホームシックになった際の対処法についてまとめてみました。
今海外にいて、どうしてもホームシックが辛いという方は参考にしてみてください。

  1. 当初の目標について思い出す

    どうしてもホームシックになってしまった場合には、まず自分が渡航した際の目標について考えましょう。
    あなたはなぜ海外に行くことに決めましたか?
    それを達成するためには、ホームシックになっている暇などないはずです。
  2. 交流会やmeetupイベントに参加する

    次に現地で行われている交流会やmeetupイベントに参加しましょう。
    交流会やイベントに参加することで、現地に友達ができたり、仲間ができることがあります。
  3. 友達を作る(外国人が良い)

    友達を作りましょう。
    しかし、英語を習得するためにも、できるだけ外国人の友達を作りましょう。
  4. たくさん予定を入れて忙しくする

    悩んだらとにかく行動です!
    たくさん予定を入れて忙しくすることで、悩む暇もなくなっていきます。
  5. 両親や友達に連絡を取る

    どうしても辛い時は、ご両親や親友に連絡を取りましょう。
    声を聞くだけでも、頑張るモチベーションに繋がるかもしれません。

④ ホームシックの期間を極限まで短くし、現地を最大限楽しむ!

留学・ワーホリの期間は限られています。
さらに慣れない環境であるということから、やらなければいけないことがたくさん出てきてあっという間に時間は過ぎています。

例えば、あなたが1年間 海外に滞在をするとします。
1年間の間には、環境になれたり、携帯の手続きをしたり、仕事を探したり、現地になれたりとやらなければいけないことがたくさん出てきます。

日本でもあっという間に1年間が過ぎてしまうのと同じで、現地でのあっという間に時間は過ぎてしまいます。。。

そんなあっという間の1年間で、1-2ヶ月の間 不適応期(ホームシック期間)として現地を楽しめないとどうでしょうか?
そんな1-2ヶ月の期間は欲しくないですよね!

だからこそ、海外に渡航する前に徹底的に準備をするようにしましょう!
準備をすることで、あなたの海外生活は人生の中で中で本当にかけがえの無いものになるでしょう。

ワーホリ国際大学校では、
これから国内外で活躍したいと考えているけど、やり方がわからないという人を徹底的にサポートをさせていただいています。

英語力をつけることややりたいことを見つけることができると人勢は180度変わります。
いつか海外に行きたいという方は、ぜひ一度、体験レッスンへを受けてみてください😊