ワーホリで何かを得る人と何も得ない人の違いをまとめてみた〜Aさんみたいにはなるな!〜
こんにちは、学長の水元です!
ワーホリとネットで検索すると、「ワーホリ失敗」「ワーホリ後悔」などの言葉を見かけることがあります。
せっかく憧れの海外に行ったのに帰ってきたときに、「失敗した・・・」「後悔した・・・」と思ってしまうのはとても悲しいことです。
そこで今日の記事では、ワーホリ終了後に何かを得られる人と後悔してしまう人の違いをまとめてみました!
そもそもどんな時に失敗したと感じるの?
はじめに、ワーホリの失敗とはどのようなことなのでしょうか?
「英語が習得できなかった」「ローカルの仕事に就けずに、ジャパレスで働いてしまった」など、たくさんの失敗が挙げられるでしょう。
ここで、いくつかワーホリでの失敗パターンを挙げてみようと思います。
パターン①
〜日本人の友達ばかりで、外国人の友達ができなかった〜
これはよく聞く失敗事例の一つです。
海外に行けば、外国人の友達ができるというのは間違いです。
あなたは日本に住んでいて、日本語があまり話せない外国人と友達になろうと思いますか?
恐らくなりたくても、意思疎通がうまくできず、友達になれないことの方が多いと思います。
現地の人と友達になるためには、相手にあなたのことを面白い人だ、友達になりたいと思ってもらわないといけません。
まずは渡航前に英語力アップやおしゃべりを上手にするなど自分磨きに時間とお金を使いましょう。
パターン②
〜帰国時に英語力が身についておらず、恥ずかしい思いをした〜
こちらもよく聞く失敗事例の一つです。
海外に行けば英語力がつくと思って現地に渡航したけれど、簡単な注文や返答しかできるようにならなかったという話はよく聞きます。
私も最近面談した方からが、オーストラリアに3年間滞在したけれど英語力に自信が持てず困っているという相談を受けたことがあります。
語学学校に通った期間は約1年と半年。
海外で英語力を伸ばすために、しっかりと国内で基礎の習得は終わらせましょう。
また、現地では日本人とは関わらないようにし、出来るだけ英語で話すことに注力しましょう。
パターン③
〜良いアルバイトが上手く見つけられず、お金がなくなってしまった〜
英語力がないと、働く先を探す際にも足元を見られてしまうことがあります。
また、仕事も見つけられないこともあります。
以前オーストラリアにワーホリに行っていた方に聞いた話では、
英語力がある人の時給は22AUD(1720円ほど)、英語力がない人の時給は14AUD(1100円ほど)だったそうです。
14AUDは、オーストラリアの最低賃金以下です。
しかし、最低賃金と英語で言うことができなければ賃金アップの交渉もできず、英語力がないと働かせてもらえない可能性も大いにあります。
パターン④
〜帰国後に何をやっていい変わらない〜
こちらもよく相談がある内容です。
海外に行き、英語を勉強し、多くの可能性に触れた結果、
何をやりたいのかがわからなくなってしまうと言う現象です。
こうなってしまうと、せっかく英語力をつけて帰国したのに、何の仕事をしていいのかわからなくなってしまいます。
そうすると、やりたいことが見つかるまで前に進むことができず、アルバイトや様々な仕事を転々としてしまうでしょう。
パターン⑤
〜帰国後に思ったようなキャリアを築くことができなかった〜
私は、これが一番の失敗事例だと思っています。
ワーホリ中に英語力が付かなくても、思ったような経験ができなくても、
帰国後に自分がやりたいと思っていた仕事に就くことができたり、年収がアップしたり、渡航前よりも働く条件が良くなっていれば、私は結果オーライだと思っています。
ワーホリは限られた数年間の出来事ですが、私たちの生活はずっと続いていきます。
ワーホリ渡航希望者の方に「なぜワーホリに行くのですか?」と聞くと、
「今の仕事に疲れたから、不満があるから」「海外に行ったら何かが変わる気がするから」と言うような回答を聞くこともあります。
しかし、滞在中に企業が求めるようなスキルや経験を手に入れられていなければ、
帰国後には、渡航前と同じような仕事や渡航前よりも条件の悪い会社へ就職しなければならなくなります。
純粋に海外にいた期間が働いていなかった期間、遊んでいたと思われてしまい、キャリアのブランクだと思われてしまうからです。
では、このような失敗を起こさないためにはどのような行動をしないといけないのでしょうか?
Aさん、Bさんの事例をもとに考えてみましょう。
AさんとBさんの事例〜どちらがワーホリを100% 人生に活かせるか〜
AさんとBさんは2人ともカナダのワーホリに興味を持っていました。
そんな2人にこんな質問をしてみます。
「ワーホリに行きたいと思った理由はなんでですか? どんなことをしたいと思いますか?」
すると2人は以下のように答えました。
Aさんのワーホリの行き方とBさんの行き方、どちらが成果を出しそうでしょうか?
恐らく2人のワーホリに行きたい理由を読んだ方の多くは、Bさんの方がワーホリを目一杯楽しむことができ、帰国後も良いキャリアを歩めそうだと思ったのではないでしょうか?
私もそう思います。
ワーホリはあくまで海外に行くためのビザの種類のため、現地でどんな行動をするか、どんな経験をするかによって、その後のキャリアは変わります。
AさんとBさんの事例から見るワーホリ終了後に何かを得られる人と後悔してしまう人の違い
それでは、AさんとBさんの違いはなぜ起こるのでしょうか?
違いの一つはズバリ以下のことだと思います。
Bさんは、以下の3つを行なっています。
Bさんは、帰国後のキャリアを意識してワーホリで何をするかを考えています。
つまり、理想のキャリアを築くために自ら設計し、自分の人生に責任を持って動いています。
あなたは今の現状を人のせいにしていませんか?
それでは、思ったような人生を築くことはできません。
ワーホリが終わった後に後悔しないためにも、自分の選択に責任を持ち、ワーホリを設計しましょう。
ワーホリで後悔しないために渡航前にやるべきこと
それでは、実際にワーホリ渡航前にどのようなことをすればいいでしょうか?
ワーホリ渡航前にするべきことは大きく分けて3つあります。
① 英語学習
こちらはいろいろな方が話しているので、皆さんやらないとと思っている方も多いのではないでしょうか?
英語力がないまま海外に行くことは、とても危険です。
なぜなら、英語力が初心者のうちは国内で英語を勉強した方が効率が良いからです。
まずは、簡単な英語であれば最低限相手の言っていることがわかる、自分の言いたいことを伝えられる状態まで英語力をあげて海外に行くようにしましょう。
参考記事:日本人の多くの人が誤解している英語学習の勘違い~海外に行ったら英語ができるようになるは嘘…~
② ワーホリのテーマ決め
次にやらなければいけないことは、ワーホリのテーマ決めです。
あなたはなぜワーホリに行きますか? ワーホリではどのような経験をしたいと思っていますか?
最近、ワーホリで満足した経験をしている人を取材させていただくことがあるのですが、
満足した経験をしている人は、総じて皆さんワーホリのテーマを持っています。
例えば、
・インターンで現地企業で働くという経験をする
・現地に和太鼓を広める
・誰もしていない体験をするために、1年間キウイ農園で修行する
などです。
何も英語力をアップさせるためのテーマに限る必要はありません。
あなたが帰国後にしてみたいことをより現実的にするためのテーマを立てましょう。
また、ここで気をつけて欲しいのは、やりたいことがわからない場合はそれでも構いません。
その場合は、テーマとして、「やりたいことを見つけるために誰よりもたくさんの経験をする」などでもいいと思います。
ただ、一度決めたらそれを達成するために全力を尽くすことです。
中途半端にやってしまったら、後悔と言い訳しか残らなくなってしまうでしょう。
③ テーマに沿った綿密な計画と準備
次にテーマを達成するための綿密な計画と準備をしましょう。
例えば、現地企業でインターンをすると決めたら、どんな業種があるのか、インターンはどうやったらできるのか、日本にいるうちにコンタクトを取れないのかなどを徹底的に調べ上げましょう。
これを調べ上げることができ、それを計画に落とし込むことができれば、あなたのワーホリはもうほとんど成功したようなものです。
あとは、しっかりと実行していきましょう。
またイレギュラーがあった時には、落ち着いて自分のテーマを達成するためには何が必要かを考えて軌道修正をしましょう。
参考記事:自由になりたいかい?〜留学・ワーホリから 満足したキャリアを掴む人の3つの特徴〜
ワーホリで後悔しないために滞在中にやるべきこと
では、既に渡航してしまっている人はどうすればいいのでしょうか?
既に渡航している人も遅くはありません。
今から、残りの期間で何を達成したいかを真剣に考え、計画を立てましょう。
基本的には、渡航前にすることと同じです。
ただ、時間が限られています。
また、合わせて英語も勉強しなければなりません。
現地で英語を勉強しながら、計画を立てることは簡単ではありません。
しかし、今の踏ん張りが将来に大きな影響を与えます。
諦めずに、頑張りましょう。
最後に
ここまで長い記事を読んでいただきありがとうございました!
そんなこと言っても、「ワーホリのテーマなんかわからないよ」、「海外に住んだことがないから、現地で何ができるかわからないよ」という方も多いと思います。
そんな時は、私たちに相談してください。
一人で考えている時よりもたくさんのアイディアをあなたにお伝えすることができます。また、他の人とは違う、あなただけの留学・ワーホリを一緒に考えることができます😊
語学学校や学校に行くことだけが留学・ワーホリではありません!
自分の人生を変えるようなあなただけの海外経験を得られるようにしましょう!