交換留学がダメでも諦めない!ワーホリ活用で掴んだ海外生活で学んだこと/カナダ・春日さん

こんにちは!WIU受講生のMiyuです。

「そもそもワーホリでどんな経験ができるのか」「ワーホリから帰国後に次のステップに繋げることができた人は、どんな過ごし方をしたのか」……ワーホリの形は十人十色。だからこそ、準備や現地での過ごし方、帰国後のキャリアなど、迷う方も多いのではないでしょうか?

ワーホリ経験を通して自分らしく輝いて生きている方のストーリーを取材し、お伝えしていきます。

今回は、大学時代にワーホリビザを活用した春日さんのストーリーをお届けします!

ー 今の職業とやっていることについて教えてください

新卒入社前から続けている英会話講師と、リクルートで結婚情報誌の営業をしていました。
その後、自分がやりたいアパレルブランドを立ち上げようと思ってリクルートを退職したのですが、まだ軌道には乗っていません。

お金のこともあり、現在はウェブマーケティングやウェブコンサルの会社に入社しながら、アパレルも趣味程度に進めています!
海外経験は大学生の時に、フィリピンに語学留学で1ヶ月と、カナダに1年間ワーホリで留学に行っています。

ーワーホリに挑戦した経緯について教えてください

大学生の時に、ずっと大学で勉強だけしていたくないなと純粋に思ったのと、
私自身海外が大好きなので、現地でローカルの人と同じように住んでみたいと思っていました。
そこで交換留学も考えたのですが、大学の枠がすごく少なくて面接もあり、落ちてしまったんです。
それでも海外に行きたかったので、交換留学以外でビザをとる手段として調べた結果、ワーホリを知り、選択しました。

ー海外に行くまでにどんな準備をしましたか?また、今思えばした方が良かった準備はありますか?

渡航前はバイトを5個くらい掛け持ちしてお金を貯めました。
バイトで稼いだお金と、おじいちゃんにお願いして出してもらったお金と合わせて、100万ほど準備しました。
そこから語学学校費や渡航費を出して、残ったお金は現地の口座に入れて、生活で困ったことがあれば引き出せるようにしました。

実際にかかった費用で言うと、ホームステイ先は2食付で月6万くらいだったので、1ヶ月10万も行かないくらいの生活費でしたね。
エージェントを通さず渡航したので、準備したお金でアルバイト収入が入るまで十分過ごせました。

荷物として持って行く物はネットで調べて準備しましたが、カナダが寒いので服をたくさん持っていこうくらいでした(笑)

今思えばもっと事前準備が必要だったなと思うことは携帯のことですかね。向こうで契約するとなると、最初から全て英語でWI-FIの設定とかも難しくて大変でした。日本で契約して持っていけるものはあると思うので、調べて行くといいと思います。

ー実際に現地ではどのような経験をしましたか?

渡航時はTOEIC420点くらいで、コミュニケーション自体は得意でしたが、ペラペラに喋れる訳では無かったので語学学校に3ヶ月通いました。そこでの経験は、英語力が付いたというよりは、友達と楽しく過ごした時間の方が思い出として残っています。

学校卒業後はいくつかアルバイトをしていました。
具体的には、カフェ2店舗と、カナダで日本人が立ち上げたウェブメディアでライターをしていました。
あと、一瞬留学エージェントでバイトしてましたが、そこはオーナーと喧嘩して辞めちゃいました(笑)

アルバイト先の探し方としては、求人サイト見て、働きたいと思ったところにとにかくメールを送って応募しました。
返信してくれる所がそんなに多く無いので、返してくれたところから優先的に面接をする感じです。

ただ、ウェブメディアで働く機会を得たときは、求人サイトではなく、ネットで自分でその会社のページを見つけたときに、「働きたい!」と思ったので、まずは自分で簡単なページを作成して、こういう情報を発信したいです!というようなメッセージを送ったんです。
そしたら、「こういうこと送ってくれる人は今までいなかった。是非一度来てください!」と言われて、そこから働かせてもらえるようになりました。

アルバイト経験はめっちゃ楽しかったです!リアルに現地の方と会話するので、語学学校で通じた言葉が実生活では伝わらなかったりという壁にはぶち当たりましたね。
例えば、お給料についてで英語で交渉するのは初めての経験で、絶対に教科書には乗っていない会話だったので、勉強になりました。

あとは、現地でのミートアップイベントにも登録して参加していたのですが、そこでの会話も身になりました。
語学力の面で言うと、語学学校よりもローカルでのアルバイト経験やミートアップなどで生の英語に触れる方が力になったと思います。

ローカルで働ける人と、そうでない人の違いは、マインドの違いと勇気、学ぶ意欲の差かなと思います。
私の周りには日本食レストランとかで働いている人の方が多かったのですが、その人たちの多くは英語を勉強しに来たと言うよりは、とりあえず経験を積みに来た人という人が多くて。英語力がそんなに向上しなくても、海外で働く経験になれば十分と言う感じなので、来た目的が違うのかなと思います。

ーこれまでの海外経験が今の自分に繋がっていると感じることはありますか?

基本的にあまり物怖じしなくなりましたね。フットワークが軽くなった。できるときに楽しまなくちゃって、考え方がポジティブになりました。
今までだと自分を過小評価したり、心配事とかも多かったのですが、今はなんとかなるでしょ!と思えたり。
頑張ってるんだから、自分自身も褒めてあげようとか、楽観的なマインドにはなったかなと思います。

外国の方ってフレンドリーで知らない人にも話しかけますよね。しかもコソコソと他人のことを言うのではなく、直接「その服とってもいいね!」とか当たり前に言ってくれるから、人を褒めるマインドになった。自分も気持ちいいですしね

そんな風にマインドが変わった瞬間として覚えているのは、グランドキャニオン見た時です(笑)世界って広いなぁ〜って思って、自分がちまちましたことで悩んでるのって嫌だなと思ったりとか、ラスベガスに行って、みんなクレイジーなのに自分の容姿に自信を持って、自分の個性を存分に出しているのを見て、そんな感じていいんだって。

アメリカだからかも知れないけど、それで受け入れてもらえるんだって思ったときに、
気持ち的に楽になったというか、誰でも認められる世界ってあるんだって思いました。
日本で感じていた、自分の見られ方や、周りにどう思われるかという不安な気持ちが無くなったかなと思います。
今でも海外が恋しくなったら外国人の友達と連絡を取ったり、あとは常に洋画を見て、当時の気持ちを思い出して自分を奮い立たせています!

ー当時一番ショックだった経験はありますか?

語学学校に通っていた時はホームステイをしていたんですけど、その後に自分で家を探した経験です。
最初は自分1人で住む家を探して契約したんですが、入居してみたらすごく寒くて。変な音も常に鳴っていて、流石に住めないとなって、オーナーに謝って退去しましたね。その時は直前までホームステイしていた家族にお願いして、家探しの間ステイさせてもらいました。

次の家としてシェアハウスを探すときは、ルームメイトも世界中のいろんな人たちなので、分かり合えないことがあったり、ショックで泣きそうになりました。ヤバいと思った家は結局入居しなかったので、実際にトラブルには遭遇しなかったのですが、パリピみたい人が集まっている家や、男女共同の家は避けましたね。

自分が想像しないことがたくさん起こって、すごく大変だったんですが、日本では起きないことが当たり前に起こる、だからこそ面白い、良い経験になったとは思います!

ー最後に、これから海外に留学やワーホリ行く人に、知っておいて欲しいことを教えてください

事前に友達をネットワーク上で作っておくと渡航前の不安は減って、逆にモチベーションアップにも繋がると思います!私は最初、小学校1年生に戻ったような孤独感があったので、2、3人だけでも繋がっておくといいかも知れません。何ヶ月も前から学校に行っていた子は既にグループができていたり、同じタイミングで入学するクラスメイトも空港でたまたま合流して繋がっていたりしました。

いかがでしたでしょうか?

大学生の時は交換留学が主流かも知れませんが、枠が少なかったり、費用が高くて断念するケースもあるかと思います。ワーホリビザを活用するというもうひとつの選択肢を教えてくれる素敵な事例でした!

ワーホリ国際大学校(WIU)では、このように留学やワーキングホリデーを経験し、その経験を活かして自分らしく活躍している方へのインタビューを行っております。なぜなら私たちは、実際に経験している人の話を聞き、知ることで、将来のキャリアに対してのアイデアを広げることができると考えています。知らないことは思いつきません。他の方のインタビュー記事や動画も是非見てみてください!

WIUは、あなたのやりたいを実現させるために存在します。一人ひとり夢は違うので、みんなが同じように語学学校などに行ってもやりたいことはなかなか叶いません。だからこそ、あなたが興味を持っていることから満足のいくキャリアを築けるようにサポートさせていただきます。まずは気軽にご相談ください!きっと今思っているワーホリとは違う提案ができると思います。