【社会人2年目で起業】大切なのは”やり方と考え方”。海外経験を次のキャリアに繋げるために必要なこと

こんにちは!WIUマーケティング担当のMiyuです。
「そもそもワーホリでどんな経験ができるのか」「ワーホリから帰国後に次のステップに繋げることができた人は、どんな過ごし方をしたのか」……
ワーホリの形は十人十色。だからこそ、準備や現地での過ごし方、帰国後のキャリアなど、迷う方も多いのではないでしょうか?
ワーホリ経験を通して自分らしく輝いて生きている方のストーリーを取材し、お伝えしていきます。

今回は、WIUの代表を務める水元のストーリーをご紹介します!
水元はワーホリには行っていないのですが、海外での経験を通してこのスクールを起業しました。英語が苦手だった1人の大学生がバックパッカーとして世界に飛び出し感じたこと、自分のやりたい事が見つからずもがいた経験など、ワーホリに限らず、キャリアや新しい挑戦を考え行動する上で参考になる話をたくさん聞くことができました!

ぜひ、自分だけの留学・ワーホリ、海外キャリアについてを考える上で参考にしてみてください。

ー 今の職業とやっていることについて教えてください

株式会社フリーアの代表をしています。
また、会社の中ではワーホリ国際大学校(WIU)というスクールをやっていて、
これから海外に行きたい人や、国際的なキャリアを歩みたい人に向けて、
英語の学び方や海外に行くまでの準備の仕方などをトータルで教えているスクールになっています。

ー海外に挑戦した経緯について教えてください

大学3年生の春に、学部の友達と16日間かけてイギリス・フランス・イタリアへバックパック旅行に行きました。
実は、小学校の頃から行きたい国としてイタリアを挙げるほど、昔からイタリアに憧れていて。
その理由がピザが好きだったからなのですが(笑)ずっと本場のピザが食べてみたかった(笑)

大学3年でその夢を叶えに行こうと思ったんだけど、1人で行くのもあれだなと思って、
仲良い友達に声かけたら、その友達がマンチェスターユナイテッドの大ファンで。
だったらイギリスにも行ってマンチェスターユナイテッドの試合も見たいと。
じゃあ一緒に最初はイギリスに行ってロンドン見てマンチェスターユナイテッドの試合見て、
ついでにフランスにも行ってからイタリアを見て帰ってくるプランを立てて、初めてバックパッカーを経験しました。

その時はドーハ経由で行ったのですが、20時間くらいかけて往復で10万円ほど。
それくらいのお金を出したらこんなに違う世界が見れるんだと知りました。

そこから、ちょっとお金が貯まったら友達に
「来週台湾行こうと思うんだけど一緒に行ける人?」とか声かけをして行ったりとか(笑)

海外で働いている人の話を聞きたくて、フィリピンやタイ、マレーシア、シンガポールの企業回りに行ったりとか、
アメリカ、カナダにも興味があったから、ちょっと休学して住んでみようと思って半年くらい生活してみたりとか。
最初の経験がきっかけになってバックパッカーを初めてから、16,7ヵ国、約30都市くらい行きました!

ー海外で特に印象に残っている経験を教えてください

アメリカってやっぱりすごいなと思ったことがあって、当時、友達を作りたくて語学学校に行ったんです。
上の方のクラスに入ることが出来たんだけど、
そのクラスに来てる子たちって、ビザの滞在期間を伸ばすためだけに来る人がほとんどで。
朝1,2時間だけ来て、ビザの滞在期間の日数を延ばすみたいな。
ほとんどみんな英語を勉強する気がなくて。
なんか語学学校ってそういう考え方で来る、ビザを延ばすために来る人が多くいるんだって結構衝撃を受けましたね。

その時に、本当はイリーガルなんだけど、みんなお金を稼ぐために結構現地で働いていて。
どれくらい稼いでるのか気になって聞いてみたら、
マクドナルドとかファストフード店だとチップがもらえないから給料は高くならないんだけど、
例えばタイ料理屋で働いているタイ人とかは、週2.5日しか出てないけど週2000ドルくらい稼いでるよとか。

あとは現地のニューヨーカーの人でバーテンダーをやってる人は、
土日しかバーで働いていないんだけど、チップで1日1000ドルくらい。
だから月に8回出て8000ドルくらい稼いでいるとか。

そういう話を聞いて、対価が払われる国なんだと思った。
アメリカンドリームになるか分からないけど、
やったものに対して相手に喜んでもらえたら、それだけお金がもらえる環境にあるんだというのを知って、
あ、そういう考え方って日本にあまり無いよなと思って。どんなに接客頑張っても固定で払われるし。
そういうのを聞いて、海外って日本と違うと思ったのが一つ。

もう一つは大学院の時にフィリピンで水を綺麗にするプロジェクトのリーダーを現地でやらせてもらったときに、
日本人が1人しかいない環境でチームを組んだり研究をやってみて、みんなそれぞれ違う考え方を持っていたこと。

例えば、とある会社にチーム3人と一緒に打ち合わせに行くことになったのですが、10時集合なのに時間までに1人しか来ない。
で、電話かけたらon my wayって返ってくるけど、あと少しとかじゃなく、ほとんど出たばっかりみたいな(笑)
普通に1,2時間くらい遅れて来るんです。

特に企業訪問や、政府機関とのアポなど、日本でその時間感覚って絶対あり得ない。
でもそれに対して現地企業の人とか政府系の人とかも、別に怒らない。そうだよね、道が混んでる時もあるよねみたいな(笑)
日本との違いをすごく感じてびっくりしたし、日本の当たり前が海外の当たり前ではないことを強く感じた瞬間でした。

ー海外の経験が今の自分に繋がっているなと思うことは何ですか?

今の仕事ですね。
自分は大学の頃、将来何をやりたいのか分からないから一生懸命勉強して、とりあえず良いキャリアを歩まなければ。
それをすることで人生の勝ち組になれると思ってたけど、そうじゃないなと気づけた

例えば、アメリカ人は英語が話せるから就職先はアメリカだけじゃなく、
オーストラリアや香港、イギリスで探したり、ドバイで探したりとか日本で探したりしてたんですよね。
英語を使えることで自分の仕事の幅とか生活の幅が広がっている人が多いなと思って、
そういう人たちの考え方って、”絶対にこれ”ではなく、”これもあるよね、これもあるよね”という形

それは、自分が英語力を付けて色んな人と英語で話せるようになって気付けたり、気付かされたこと。
自分の今は関係なくて、自分のやりたいことをやっていったり、考えていったりすることで、
キャリアの幅など色んなことが海外を通すことで、もっと変えられるんだなあと感じました。

ー海外に行くまでに、どんな準備をしましたか?

実は自分自身英語がめちゃくちゃ苦手で、それこそ大学2,3年くらいで受けたTOEICが350点くらいで、
大学1年生の英語のクラスは1番下のクラス。”What time is it now?”とかのレベル(笑)

でも将来海外を舞台に働きたいという思いがあったから、
イギリスとかに行く前に、一緒に行く予定の子と英会話に通い始めました
当時は何から勉強すれば良いかわからなかったから、とにかく英会話だと!

運が良かったのは、その時のイギリス人の先生が、オックスフォード大学を主席で出ている人だったんですけど、
日英で翻訳をやっている人で完全にバイリンガル
日本語で細かいニュアンスの質問が出来たり、細かく英語を教えてくれて。
日本語も使って質問ができることから、英語の文章の作り方や使い方をしっかりと学ぶことができました。
英語でしか質問が出来ない先生だったら、短期間で英語力は伸ばせなかったですね。
また、その先生とはすごく仲良くしてもらって、
パブに連れていってもらっていて、飲みながら英語やイギリスの文化も教えてくれたりしました

他にも文の作り方がわからないと何もできないと思ったので、
まずは英語の基礎を入れつつ、ネットで世界中に友達を作りました
大学生で時間もあったから、英語で24時間チャットできる環境を作ろうと思って。
あとは大学にもスリランカ人の先生とかいたから、
そういう人とアポをとって家に遊びに行ってナンの作り方を教えてもらったりとか(笑)

そういうのをどんどんやって行ったら、国内で半年から1年くらいである程度英語が話せるようになりました

そのタイミングで、じゃあ今度は1人で行ってみようと思って行った国がフィリピンやタイ、マレーシア。
そのときに、語学学校というビジネスモデルにも興味があったから一回行ってみようと思って、
フィリピンのセブ島の語学学校に行って2週間滞在もしました。
ほとんど遊んでたみたいな感じだけど(笑)
他にも出発前に事前にネットで現地の友達を作って、着いたら案内してもらったりと、現地の人と過ごしました

この時に日本で英語を勉強していただけなのですが、アジア圏でしっかり英語が通じるぞと思って、
その後にアメリカはどうなんだろうと思って休学してアメリカやカナダに行ったときに、そこでも英語全然通じるぞと。
カナダでホームステイした先のお父さんからは、
まだまだハイレベルではなかったけど、仕事全然探せるくらいだよと言ってもらえたりとか。
日本国内だけでも英語ってこれくらい伸ばせるんだって自分で体感しました

ここからは、起業について聞かせてください
ー海外でのどのような経験が、起業に繋がっていますか?

フィリピンの語学学校や、ニューヨーク、バンクーバーでたくさんの日本人に会うんだけど、
みんな英語と、これから何をやっていいか分からなくて困っていたんです。

セブ島の語学学校に行っているとき驚いたのが、
オーストラリアで1年間ワーホリした後にセブ島の語学学校来る人とかいて、
明らかにオーストラリアって英語圏で英語を使う機会があるのに全く英語ができてなくて、自己紹介もままならない人が結構いた。

3ヶ月くらい語学学校に通っていても、英語ができるようにならない、上のクラスに行けない。そういう人がたくさんいて。
あとは、現地での生活は楽しかったけど、帰った後どうしよう?まだやりたいことが決まっていない、みたいなことを言っている人がめちゃくちゃ多くて。
何でそんなにお金を払って海外に行っても英語力伸ばせないんだろう?とか、悩み続けてるんだろう?と思った

でも自分自身もやりたいことが分からなかった期間が結構長くあったんです。
当時は、ワークショップに色々参加してみたりとか、
海外を舞台に働きたいと思ったけど具体的にやりたいこと分からなかったから、
海外に行っている人に何百人とコンタクトを取ってとにかく話を聞かせてもらったりとか。

そうして外にやりたいことを見つけようとしても、結局自分は何も見つけることができなかったんです

一方で、ワークショップで自分の内面をどんどん見つめていって、
自分ってどんな状態を作りたいのかなとか、どんな人生歩みたいのかなって考えると、
自分のやりたいことが少しづつ分かって行くことに気づいて。
日常に目を向けてみて、どんな時に楽しかったりワクワクするかを考えて、
むしろそこから派生して考えていくほうがやりたいことが分かったという経験をしていたんです。

もちろん海外に行くことで経験も知識も溜まるし、もしかしたら自分がやりたいことを見つけられるかもしれない。
でも、それよりも自分のことをしっかり考えられたりとか、日本国内で最低限英語力を付けてから海外行ったりとかした方が、
現地での生活の質が全然変わるし、やれることも増えるぞっていうことを自分自身も体験してたから、
今のワーホリとか留学のスタイルって実はイケてないんじゃないのかなっていうのをその時に思い始めて。

困っている人がすごく多いし、帰ってきたあとに駅前留学とか通う人もすごく多い。
でもそれってお金だけすごく使ってて、自分の人生のためにならないって思って、
その状況を変えたいと思ったのが、起業のきっかけです。

あとは、もし何も分からない状態で海外に行っちゃって、
1年間で語学学校に100万とか使って、なおかつ英語が出来るようにならなくて、
楽しかったけどキャリアに繋がらない、次のキャリアも自分に実力が無いから選べないって子が増えちゃった場合、
その子たちって夢を持てなくなるなと思って。どうせ無理っていう人が増えちゃう。

そうすると、次何か頑張ろうと思っても、自分自身だけでなく人に対してもストッパーになってしまうと思っていて。
”大変だよ”とか”海外って難しいよ”とか、”英語ってなかなかできるようにならないんだよ”とか。
そういう人が増えてったら日本って健全な形の国ではなくて、みんなが足を引っ張り合うような社会になっちゃう

だから、英語って日本国内である程度できるようにできるし、海外でもできるようにするというのはある程度やり方があるから、
それを伝えてみんなが最低限英語ができるようになり、更に自分のやりたいこととしてこういう経験もできましたっていう人が増えていくと、
無理じゃなくてこういうふうに頑張ったらいいよとか、もっと前向きに頑張った方がいいよっていう人が増えていく。
そうすると、みんなが挑戦したりとか、人の夢を否定したり、壊すような人が減っていくなと思った。

自分自身、高校で偏差値も40くらいしかなくて、塾に通わなきゃと思って行ったら、
そこの先生に「お前の成績だったら今年1年頑張っても国立大どころかある程度の私立も行けないから諦めろ」って言われて。

その時に、何で自分の人生を人に決められないといけないんだろうと。
でも、それで諦めちゃう人もいるだろうなと思って。

自分はそれが嫌だなと思ったので一生懸命頑張って、
10ヶ月くらいで偏差値65くらいまで上げて、広島大学に8番で入学できたんです。
卒業するときは学科で1番になっていて。

それってやり方と考え方を変えただけ。でも無理って思っちゃうとそれが無理になる。
実際は、やり方と考え方を変えてあげれば、出来る可能性は上がるはずですよね。
だから、それができる環境を作ろうと思ったら、そういう仕組みだとかそれを気づける環境を作っていかないとダメだなと強く思っていたことも、起業した理由に繋がっています。

ー起業まで具体的にどんなアクションをしましたか?

卒業後、映画の海外販売をやっている会社に就職したのですが、社会人1年目は何して良いか分からなくて。
分からないけど、とりあえず色んなセミナーに通おうと。

割と古い会社に入ったから、残業の規則とか厳しくて、
仕事を頑張りたいんだけど、あんまり頑張らせてくれない環境が日本にはあるなあと思って、
それって嫌だなと思って、だから社内で学べることって限界があるんじゃないかなって思ってしまっていて。

一方で、自分が何かを成し遂げたいなら、
さっきの話じゃ無いですけどやり方と考え方を変えないと、今のままやり続けていても絶対何も変わらないと分かっていて

”じゃあどうやってやり方と考え方を変えるか?”というと、実際にそれができている人たちがどうやっているかを知らないとと思って。
そういう人たちが集まっている所とか、考え方が学べるところに行こうと思って、
新卒でお金が無かったんだけど、3日間で20万のセミナーに行きました

そしたら20万払ってくる人たちが集まるセミナーって、
ある程度稼げている人とか、稼げてないんだけど人生変えたいと思っている人とかいろんな分野で成果を出している経営者たちがいて、
そういう人たちとの人脈を作り始めたというのがひとつ大きかった。

それでどんどん動いて行くうちに、こういう風にしたら面白いんじゃないのかなとか頭の中で思いついてきて
実は、そのコミュニティーで出会ったのが、今一緒にやっている1人の人間なのですが、
その人は子供向けに英語学習サポートをやっている人で、小学生で英検2級とか準1級取れる子がいるって言っていて、
どうやっているのか聞いたら、言語習得理論というものを教えてくれたんです。

言語って各大学が研究していて、どうやったら上達するかある程度わかってきている部分があるそうで、
確かに今までそんなこと考えたことなかったけど、そういうのを研究している人っているはずだなって思って。

そしたら、その理論を活用して国内で最低限話せて聞ける状況を作ってから海外に行くことができれば、
その人たちが海外で得られる経験の幅が広がる。
そもそも最初の3ヶ月語学学校に行く必要が無くなるから、コスト削減出来るし、
むしろワーホリなら稼げるから、その分をペイすることもできる。
プラスアルファで国内で準備をしてもらうことができれば、現地での経験の質も上げてあげられる。

そしてワーホリが終わって帰国した時には、ただ楽しかったではなく、
自分はこういう国でこんな経験をしたから次はこういう仕事をしたいんですとか、そういうことが言える人が増えていく。
そうするとやりたいことも早く見つかるだろうし、キャリアももっと幅が広がるだろうし、英語力も上がるだろうしっていうのを現実的に想像できるようになって

セミナーから始まってそこで人脈を作って、
世の中で成功者と呼ばれている人たちがどういう考えでどういう行動をしているのか知ることができて、
その上で、実際留学やワーホリだったらどこが問題点で、それをどう変えられるのかというのが分かるようになってきて、
そこからサービスを立ち上げ始めたという感じですね。

だから新卒1年目でセミナーで使った金額は120万円くらいいってて(笑)
ボーナスとかも全部注ぎ込んだから本当にお金なかった(笑)
それは3年ほど前の話だけど、既に回収はできました。

上手く行ってる人たちって時間とお金をうまく使っている
例えば英語を学習するのに50万かかるって言われたらほとんどの人が高いって思うけど、
その人たちって50万円払って1年後に英語ができるようになった時の3年後の年収ってどうなるんだろうとか考えたりしている。
英語ができるようになることで、こういう風に自分のポジションを上げていけるよねっていうのをちゃんと想像できるから、
そこから逆算して3年後にその50万を倍以上のものにして自分のものにできる。
そういう考え方を知れたのがとても大きいです。

ー率直に起業をしてみてどうですか?

自分が独立することで環境が変わる。周りもそういう人が増えていく。
周りもそういう人が増えていくと、考え方、価値観が変わっていく

今までってこうしなければいけないとか考えてたけど、
社長とかとの付き合いが増えてくると、社長ってこういう考えて動くんだとか、こういう風にお金を稼ぐんだとか、
普通の一般的な考え方じゃなくなるというか。
そういうのを知れるのはすごく面白いなと純粋に思います。
普通の生活には戻れなくなるというか。

純粋に自分のやりたいことがちょっとずつ進んでいくのが楽しいし、
例えばうちの場合だと生徒さんが増えていって、喜んでもらえると楽しいし、
そういうのはやってよかったなと思う部分。
あとはちょっとずつ出来るようになると夢がもっともっと大きくなっていくのも大きいかなと思います。

ーこれからの展望について教えてください

1つ目は、もっと生徒さんが海外に行ってやりたいことを達成できるような環境を作っていきたいと思っています。

エージェント批判では無いけど、おすすめをされると分からないままそれがそうだと思って行っちゃったりする。
でも本当にその人たちがやりたいこと、海外でどんな経験をしたくて、その後はどんな人生を歩んでいきたいとか。
じゃあそれを一人一人が本当に達成するために必要なことを、一緒に考えられるようにしていって、
それを出来るようになった人たちが世界中で活躍できる状況を作っていきたい。

2つ目は、人や企業の考え方を変えていきたいと思っています。

現状、例えば超優秀な外国人がいるけど、日本語が話せないから採用できないっていう企業さんがあったりする。
でも本当はその人たちってマーケットで活躍できる人材だから、採用できるようになると日本企業としてもメリットがある。
それでも言語や文化が分からないから断っている企業さんが結構多いと感じています。

でもそれがもし出来るようになれば、変な仲介とかいらなくなるし、
企業の中に英語が話せて海外に行って自分でアクションできる人が増えれば、わざわざ例えば商社さんに頼む必要が無くなったりとか。
むしろすごく重要な部分だけお願いしてあとは自社でやれば、コストも下げられるし、やれる幅もスピード感も上がる。
そういうような人材をもっと企業の中で増やしていって、その人たちが海外に行って外資を取ってこれるような環境を作っていきたい。

3つ目が、フィリピンに住んでいたときに思ってたことなんだけど、
結局どこの国でも若者が持っている悩みは似ていると思っていて。

例えば日本に生まれたから英語が難しいと思っているのと同じように、
フィリピン人はフィリピンで生まれてお金があまりないから海外にいくのが難しいと思ったりとか。
同じではないけど似たような悩みを持っている子たちってすごく多い。

そこに向けてうちのプログラムを中国語だったり英語版にして、
その子たちの人生ももっと変わっていくような環境をうちのカリキュラムを通して作っていって、
その人たちと日本人が交流できるようにしていくともっともっと世界が繋がっていく。
そうすると、そのコミュニティを使ってもっと大きいことができたりとか、
教育以外のことももっとできるようになっていくと思っていて、そういう環境を作りたいです。

ー最後に、これから海外に留学やワーホリ行く人に、知っておいて欲しいことを教えてください

一番これはやって欲しいなと思うことは、準備。
準備って言っても幅広いから、特にやってほしいのは最低限の言語の習得ですね。
これは日本国内でできるから海外に行ってやるのはもったいない。
もちろん海外でもできるんだけど、なんでわざわざ海外行ってるのにカフェで単語帳見てるんだよ、みたいな(笑)
その時間があるなら現地の人と話す方が単語力もっと増えるし、ネイティブが使う表現もわかる。
だから基礎的な英語力の習得は国内でやった方がいい。

それから、現地でどんな経験をしたいのかテーマを決めること

例えば英語ができるようになりたいと言ってもどこまでの英語力をつけたいのか。
ローカルの企業やお店で事務作業ができるレベルの英語力とか。
そしたらそれを出来るためには何が必要か考える。そういう準備とかですね。

あとは、海外旅行って思っているほど高くない
代理店とか通さずに、自分で調べることで下げられるコストって実はすごく大きいんです。
それが出来ると、もっともっと留学って安くなるし、浮いたお金を使ってもっと現地での経験値を増やしたり、事前の英語学習のために時間を使うとか、自分の能力を上げるためにお金を使える。

そういうのが出来た方が次の就職先にも繋がるし、自分がまた海外に行きたいと思った時に出来る幅が増える。
それを出来るようにするための準備というのは国内で出来るから、それを全部やってから海外に行ってほしいです!

いかがでしたでしょうか?

やりたいことは、自分の外ではなく、中にある。
そして、それを効率的に出来るようになるには、”やり方と考え方”がある。

たくさんの壁にぶつかりながらも、自らの行動と思考を通して道を切り拓いてきた水元。
みなさんにとって、海外という貴重な経験を最高のものにするための気づきが、1つでも見つかれば嬉しいです。

ワーホリ国際大学校(WIU)では、このように留学やワーキングホリデーを経験し、
その経験を活かして自分らしく活躍している方へのインタビューを行っております。
なぜなら私たちは、実際に経験している人の話を聞き、知ることで、将来のキャリアに対してのアイデアを広げることができると考えています。
知らないことは思いつきません。他の方のインタビュー記事や動画も是非見てみてください!

WIUは、あなたのやりたいを実現させるために存在します。
一人ひとり夢は違うので、みんなが同じように語学学校などに行ってもやりたいことはなかなか叶いません。
だからこそ、あなたが興味を持っていることから満足のいくキャリアを築けるようにサポートさせていただきます。
まずは気軽にご相談ください!きっと今思っているワーホリとは違う提案ができると思います。