[保存版】海外でゼロから仕事を得る方法

こんにちは!WIU広報担当のAbelです!

皆さん、ワーホリに行った際に、「海外でどうやったら仕事が見つけられるのだろうか…」と考えたことはありませんか?

安心してください、遅かれ早かれ必ず考えることになります笑

そして実際に仕事探しを始めると、何回も不採用という壁に直面します。

渡航する前からいきなり辛辣なことを言いましたが、残念ながらこれは紛れもない事実です。

英語を上達させる為にワーホリ行ったのにも関わらず、なかなか仕事が見つからず困り、やむを得ず日本食レストランで就職するといった人を自分が実際に海外で生活している時にも沢山見てきました。

業種問わず、仕事をすることは立派なことだと思いますが、せっかくワーホリに行ったのであれば思う存分英語を上達出来る環境へ身を置いて仕事をするのが皆さんにとってはベストな選択ではないでしょうか。

そこで今回は、どのようなアプローチで海外で仕事を探していけばいいのか、現地の就労ビザで働いている私の経験から話していきたいと思います!

自分の適性を知る

海外で就職するにあたって理解しておかなければならないのが、自分の得意な分野を理解することです。

つまり、日本での学生時代や社会人生活を振り返り、自分にはどのようなスキルが有るのかをしっかり把握しておく必要があります。日本では、志望する業界のスキルが無くても、学歴や若さ等の将来性で仕事を見付けることが出来るケースが多いです。しかし、海外では専門的なスキルを持っているかが非常に重要視されます。

そもそもワーホリビザのような期間限定のビザしか持っていない外国人の私達が現地の人と同じ働き口を探そうとした時に圧倒的に不利な状況に陥ります。但し、あなたが日本国内で培ってきた分野で戦うことが出来れば、彼らと同じような仕事に就くことは十分に可能です。

経験を活かす時に注意してほしいのが、あまり職種を絞りすぎないことです。

陥りがちな罠として、職種を絞れば絞るほど就職の選択肢が狭まり、就業できる可能性が低くなります。

一定の業界に絞りつつも、「自分が持っているスキルとある程度の関連性のある職種」で絞っていくのが一番効率的に探せると思います。

アーティスト等の、特定の専門性を求められる職種以外は、他業種でもスキルを活かせることが多いので、ある程度の幅を持ちましょう!

未経験からのスタート

ワーホリに行く人達の中には、渡航を機に未経験の新しい分野に挑戦していきたいという方も中にはいるかと思います。さっきも少し触れたように、海外で就職活動する上で未経験となると、かなりハードルも上がります。

だからといって不可能なことはありません!経験が無い場合は、自分が目指していく分野に関する資格を取得しておくことをオススメします。また、エントリーポジション(キャリアの最初のステップにあたるランク)を狙っていくことで未経験でも希望の業界へ就職出来るチャンスが広がります。とはいえ、依然としてハードルは非常に高いので、このやり方で就職を目指す場合は、渡航前からの十分な事前準備が必要になります

求人について

仕事を探す時に、日本と海外ではやり方が全く異なってきます。

日本ではIndeed、Wantedly等の求人サイトに登録するか、リクナビやGreen、タウンワーク等の派遣サイトに登録して仕事を探していくのが主流なのに対し、海外(欧米)では自分で会社に直接応募するやり方が一般的となっています。もちろん、国によって若干特色の違いは有るので、自分の渡航する国についての具体的な下調べをしておくことをオススメします。

因みに、もしあなたが直接応募をする場合、日本に居る時から就職活動を始めることが出来ます!

自分の場合も日本に居る時に就職活動を始めました。自分で行きたい会社をリストアップして調べてから、メールにて直接応募していました。当時は既にコロナ禍ということも有り、オンラインで海外の会社と面接することが出来たことから日本に居る時点で既に内定を貰い、現地採用で就労ビザも発行してもらうことが出来ました。もちろん業界によって採用までの流れは異なりますが、「コロナ禍」の影響でリモートワークが一般化して現代の就活においては大きくプラスに働いています。有り難いことに、現地に行かずとも海外オンライン就活を進めていくことが可能になりました。何よりも日本国内で現地採用を貰う方がコストパフォーマンスや時間の面でもとても良いです。ワーホリビザの場合だと、滞在出来る期限が限られてくることから、可能であれば日本国内で就活を済ませておくことで、渡航した瞬間から働くことが可能になり、ワーホリ期間をスキルと語学力を磨く為だけの時間としてフル活用することが出来ます!

今後もこの状況は続いていくと思うのでこれから行かれる方達は、このやり方を参考にしていただくことをオススメします!

求人の探し方

就活用SNS

欧米ではLinked in(リンクドイン)https://jp.linkedin.com/という就活専用のSNSアカウントを登録するのが主流になっています。SNSといえば、InstagramやTwitter等のように私的に使うのが一般的でありますが、Linked in(リンクドイン)は、就職や転職のコネクションづくりに特化したSNSアカウントなので、海外就職には必須アイテムの一つです!

プロフィールに学歴や職歴を入力することで、世界中のリクルーターやヘッドハンター、企業と繋がることが出来ます。

日本の就活システムだと、就活サイトに登録しても、選考プロセスでは自分で履歴書を書いて応募して採用される流れがほとんどですが、Linked inではスカウティングされて、すぐそのまま内定というのが普通にあります。

実際に私の周りにもLinked inでスカウティングされて、就職先を決めた方も結構居ます。

SNSとはいえ、Linked inでの就活を成功させる為にはプロフィールをヘッドハンターの目に留まるように、充実させておく必要が有ります。

学歴社会の日本では、正直に言って学歴が高ければ高いほど就活が優位に進みます。

その一方で、最初にも触れましたが海外の就活では、学歴よりもあなた自身のスキルに目を向けられることが多いです。いくら学歴が高いからといって、大学時代に特に何もやっていないのであれば、内定はなかなか貰えません

充実したプロフィールを作る為には、大学時代、もしくは日本での社会人生活の中で、周りに胸を張って伝えられるような経験を積んでおく必要があるということです。新卒生の場合だと、インターンシップ経験が就活の明暗を分けるほど重要視されます。しかし、これを見てるほとんどが既卒で社会人経験を積まれた方だと思います。ですので皆さんは、自分の職歴を興味の湧くような文面で分かりやすく記載する必要があります。

こちらのサイトでLinked inの魅力的なプロフィールの書き方を紹介していたので、是非参考にしてみて下さい! 

https://earthmediacorp.com/info/headline

補足ですが、日本で使われているIndeedは世界中から求人が掲載されているので海外就活する際には引き続き使用してみて下さい!

https://www.indeed.jobs/

会社の選び方

ここでは会社の選び方についても紹介していきます。 

給与

まず、最初に確認しておかなければならないのが給与です。

いきなりお金の話にはなりますが、これは非常に重要な要素です。

なぜなら、私達は外国人として働く為、自分が行く国の最低賃金を把握していないことが多いからです。企業側もそれを分かっているので、悪い所だと、知らないうちに最低賃金以下で働かされてるなんてことは普通にあります。

もちろん最初から給与を高望みしない方が無難ですが、生活が苦しくなる程の安月給だったら無理に応募する必要は無いでしょう。

ちゃんとした生活が送れるような条件で探していきましょう!

環境

仕事をする上で、誰と働くかは今後のあなたのキャリアを大きく左右する要素となります。

もちろん、実際に働いてみないと分からない部分も沢山有りますが、インターネットやSNSが普及している現代では、簡単にある程度の情報を手に入れることができます。

「会社名 評判」と検索をかけてあげるだけである程度どのような環境かが分かります。もし有れば、企業のInstagramやFacebookのアカウントを覗いてみるのも良いでしょう!

地域

今でこそオンラインでの在宅ワークが主流となってきましたが、未だに通勤しないといけないような仕事も沢山有ります。自分が働こうと思っている職場までの交通手段(駅からどのくらい離れているのか等)は必ず事前に把握しておかなければなりません。また、合わせて働く地域の家賃の相場も必ず理解していく必要があります。

例えば、給与が普通でもそのエリアの家賃相場が高ければ、実際に働くことになった時に生活するのが苦しくなります。以前紹介した、「海外部屋の探し方・借りる前に知っておきたい注意事項」に物件の探し方が載っているので、そちらを参考に応募する職場周辺の物件を調べてみて下さい!

海外での部屋の探し方・借りる前に知っておきたい注意事項
https://wiu-japan.com/blog/how-to-rent-the-apartment-abroad-things-you-have-to-know-beforehand/ 

いかがでしたでしょうか?

海外での求人を探す上でのアプローチ方法を紹介させて頂きました。

これからも少しずつ色々な情報を共有していく中で、自分に合った世界で羽ばたいていける人達が増えれば良いなと思っています!

そして次回は、

実際に求人を見つけてからの履歴書の書き方を話していこうと思っています。

お楽しみに!