【渡航前必見!!】 間違えて覚えてしまいがちな英文法(基礎編)
皆さんこんにちは!
WIUマーケティング担当のAbelです!
ワーホリや留学を控えている皆さん。
英語の勉強は、捗っていますか?
かく言う私は、留学前に取り組むべきだったある大切なことを疎かにし、
留学中に苦戦したことが有ります。
それは、英文法学習です。
よく記事で、「英語は話せないと意味が無い」と書いてあることはありませんか?
それは確かに正しいのですが、それは一定水準のレベルで英文を書けて、理解が出来ることで初めて言えるようになる言葉だと私は思います!
もちろん、英語の文法力をワーホリ・留学中に伸ばすこともいくらでも可能です。
しかし、せっかくの海外生活を日本でも出来る英文法の勉強に膨大な時間を費やしてしまうのは勿体無いと思います。
海外生活は今まで国内で培ってきた英文法の知識をスピーキングすることでアウトプットして、日本では学ぶことの出来ない本物の生きた英語を学ぶ場所として使うのが一番効率的な英語習得の近道だと言えます。
そこで今回は、実際にネイティブの会話でよく使われる、間違って覚えてしまいがちな英文法を紹介させて頂きたいと思います!
Ain’t
これはアメリカ人の間でよく使われている、Am notを短縮した形の英文法です。しかし現在では、このAin’tはam not以外にbe動詞+否定語(are not、 is not)と、助動詞 have+否定語(has not、 have not)にも使用されるようになりました。近年、ネイティブの間では、もはや文法ルールは完全に無視された、いわゆるスラングのような形で認識されるようになりました。 アメリカ・テキサス州に位置する南部地方では多くの人がこのAin’tを使います。田舎で使われる方言だと思ってもらうと、とても分かりやすいです。
実際に例文を見てみましょう!
I ain’t going to the office today. (I am not going to the office today)
今日はオフィスに行かねーよ!
最初に見て分かったと思いますが、
これは決してビジネスなどのフォーマルな場では全く相応しくない表現です笑
それを認識してもらう為にいきなり極端な例文を出してみました。
Ain’tの意味は「-じゃねーよ」、「-しねえよ」と強調した形で言いたい時に使われます。
イケてる人達や、いわゆるヤンキーの間でよく使われる英文法です。
さっきも言った通り、決して綺麗な言葉の言い回しではないので、どうしても使いたかったら、無難に仲のいい友人との間で使うようにしましょう笑
Am not 以外の形の例文も載せておくので是非参考まで!
Homework? I ain’t finished. (Homework? I haven’t finished it.)
宿題? そんなの終わりやしねえよ!
I’m not gonna lie, he ain’t like that. (I’m not going to lie, he is not like that.)
ぶっちゃけ、あいつはそんな(酷い)ことする奴じゃねーよ。
仮定法Should
Shouldと聞くと、「―すべき」と思い浮かべる人が多いかとは思います。しかし、実際に海外で生活すると、現地クライアントとのメールでのやりとりでShouldが仮定法の形で使われるのをよく見かけます。意味としてはIfとほとんど同じ意味だと覚えると、分かりやすいです!Ifは口語的かつ、カジュアルな日常会話で頻繫に使われているのに対して、Shouldはビジネスの場面で好んで使われます。実際に例文を見てみましょう!
Should you have any inquiries, feel free to contact us.
何かお問い合わせ事項がございましたら、いつでもご連絡下さい。
If you have any questions, please let me know.
何か質問が有ったら、教えてください。
具体的な違いが分かりましたでしょうか?
Should youにするだけで、比較的堅い感じが出ますよね!
上手く使い分けることで、ビジネスマンとしての評価にも繋がりますよ!
Because
「Because」の誤用は英語学習者の中でも最も間違えられている文法の一つだと思います。
英文を書く時や、話す時に、結末や結論を先に話した後に、「Because, I want to-」などと使うと思います。
実はその使い方、英文法的には誤っています。
「え、でもネイティブの会話とかでも普通にBecauseで文章始めているじゃん!」と思う方もいると思います。
安心してください、話し言葉やカジュアルなメッセージのやり取りに関して言えば、Becauseで文頭で使っても問題有りません!
但し、論文や、英文で何かを書く時に、「Because-」から文章を始めるのは適していないということです。
実際にフォーマルで形式的な文章を書いた経験が無いと、気にするようなことでは無いと思いますが、今後皆さんがワーホリ・留学を経て、次のステージに行くとき、大学や大学院で論文を書かされたり、英語を本格的にビジネスで使うことも出てくると思います。
なので、今のうちから英文の文頭にはBecauseは使わない方が好ましいと頭の隅に入れておいてもらえると後に役立ちます。
実際に、どのようにして文頭にBecauseを使わずに表現するのか例文にていくつか説明させて下さい!
It is because-
I wanted to go to the hospital yesterday. It was because I didn’t feel well last morning.
昨夜病院に行きたかったんです。それは、昨朝具合が悪かったからです。
The reason why
名詞節でBecauseを使う
Becauseを文頭に置いてはいけないと伝えましたが、例外として、形を少し変えてあげれば文頭に持って来ることができます。それが名詞節としてのアレンジで可能になります。
Because of rain, I didn’t go hiking last week.
Because I got lost, I couldn’t make it on time.
一般的に使われているBecauseとの違いは分かりますでしょうか?
Becauseを文頭で使えないのは、文章を一節で完結させてしまう場合です。
上の英文のように、コンマで区切ってから一文にまとめる場合はBecauseで始めても問題ございません。しかし、可能な限りはどんな形でもbecauseは前にもって来ない方が好ましいことは考えておいて下さい。
もちろん、I like cats because they are cute and quiet. (ネコは可愛くて、静かだから好きだ。)のような形でも全く問題有りません。
肝心なのは、Becauseを文頭に置きたいときにどのようにするかです!
Me too
皆さんが学校で英語学習を始めた時からとても馴染みのあるこのフレーズなのではないでしょうか?
実はこれを文法的に間違った使い方をしている人は、ネイティブも含めて沢山います!
実際にここで一つ例文を挙げていきましょう!
I like going to a bar on weekends. – Me too.
I don’t go out on the weekends when it’s rainy. –Me too.
間違いにお気付きでしょうか?
そうなんです、二文目の「Me too」の使い方が間違っているのです!
使う場面は正しいので、文を見る限りは違和感が無いのですが、否定文「don’t-, won’t-, can’t-等」に対しては肯定文とされる「Me too」を使ってしまうのは文法的にには間違っているのです!
こちらが正しい文です!
I don’t go out on the weekends when it’s rainy.- Me neither/Neither do I/ I don’t go out either.
この、「Either,Neither」ですが、何パターンか違う形の使い方が有るので紹介させて下さい!
Me neither/me neither
これは、「Me too.」と同じように、相手の言ったことに同調する時に使います。但し、否定文に対して同調する際に使われます。口語的な形としてネイティブの間でよく使われますが、厳密に言うと正しい使い方ではないそうです。しかし、口語的に使われるうちに正しいものとして認識されるようになりました!
A: I don’t want to go to the post office today.
B: Me either.
Either
使用する際には、相手の言った文を繰り返してから、文末にeitherを付けて使います。
例文を見てみましょう!
例文:A. I don’t like a salad.
B. I don’t like it either/neither.
Me either/Me neitherと比べると、こちらの方が文法的に言えばより正しい使い方になります。
現在では、いづれの使い方も正しいものとして認識されていますが、頭の片隅で、「文末にeither/neitherを付けるのが正式な形」だと認識しておいて下さい!
さいごに、ここまで間違えやすい英文法について触れてきましたが、英語を話す時に文法を間違えることに関してはあまり気にしなくて良いです。ネイティブの会話の中でも文法の間違いは日常茶飯事です。そして私達日本人が思っているほど、彼らはその間違えに関して気にしていないのが実状です。とはいえ、私達非ネイティブにとって大事なのは、ミスに気付いていくことです。ここで言いたいのは、文法ミスをすることを気にして英語を話すことをためらってしまうのはして欲しくないということです!
ミスをしながら、文法の間違いを徐々に減らしていこうとする姿勢が大事なのです。間違いを繰り返すことが、パーフェクトに近づける一番の近道です。
失敗を恐れずに、留学・ワーホリ先では沢山英語を話して、ミスを重ねながら成長していきましょう!
それではまた次回!